2011年10月06日

サスペンション形天井クレーンのメリット

射出成形機が並ぶ中、天井クレーンを更新しました。
サスペンション形天井クレーンは
走行レールに懸垂する形状なので
車輪さえ外せば真下に下ろすことが出来、
将来のクレーン更新が容易に行えます。
フォークリフトによる上架や
レールを利用し、チェーンブロックによって上架が可能なため
作業場所を選ばず、下の機械レイアウトが自由に行えることがメリットです。

サスペンション形天井クレーンのメリット

それと比較し、屋根や上階のデッキを張る前に
新築の時だからこそ上架が出来たというオーバーヘッド形天井クレーンは
大梁下と天井クレーンとの間にクリアランスがありませんので
更新の時期が来た際には非常に苦労することになります。
(最近の新築はほとんどこのパターンです)
新築の際に大梁を利用して上架した場合でも
大梁の下に機械が据わってしまえば、
クレーンを下ろすことも上架することも出来なくなってしまいます。
将来のクレーンの更新までを考えて建物の設計をし、
同時に機械のレイアウトまでも考えるということは難しいようです。


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Posted by 不二工業株式会社 at 09:40 │クレーン選びで失敗しない為に